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美しいものをみつけられるカメラマンを目指して

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写真と共に過ごす

単焦点レンズの力を思い知った話

奥多摩紅葉狩り

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昨日ブログを投稿した後、始発で奥多摩へ行ってきました。
寝ずに出掛けたため、電車の中では終始睡眠。奥多摩湖は回りきる前に体力に限界を感じ帰宅してしましました……

奥多摩駅は登山客で賑わっていて、奥多摩湖へ向かうバスも満員で乗るのに2本待ちました。

氷川渓谷

Light up

そんな寝ずに出掛けて電車の中で日が昇ったのをみて後悔しましたが、氷川渓谷のでの朝の日差しを見て興奮してしまいました。
朝日に照らされて、色づき掛かった葉と朱い橋脚が太陽にライトアップされたようでした。

早起きは三文の得??寝てないけど(笑)

写真を撮る準備は万全

せっかく出掛けるのですから、私の持つレンズは全て持って行きました。
結局使わなかったけれど、三脚もしっかり。

SIGMA 17-50mm F2.8

今回もお気に入りのレンズも最初からしっかりと愛機D7200へセットして出掛けましたよ

しかし、今回は単焦点レンズとの描写の差を思い知りました。

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色々微妙ですが、SIGMAの標準ズームで撮った写真です。
朝日に照らされた木を撮りたかったんですね。

撮ったときは横構図でしたが、必要ない部分が多く写っていたし、そのままだと重すぎでアップロードできなかったのでトリミングだけしました。

Nikon 60mm Micro

始めてかったNIKKORレンズ(スペル合ってた?)。単焦点ですがマクロレンズ

このとき何を思ったのか、このレンズでも撮ってみたんですね。

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若干どちらも手ぶれが入っている可能性がありますが(もっとISO感度あげて、シャッタースピードを担保するべきでした。)若干60mmで撮った方がシャキッとしている気がしませんか??
焦点距離も違うし、取った場所も違うと思うので、単純に比較出来ませんが……

撮ったときは特に気付かなかったのですが、家に帰ってきてLightroomで編集中に少し気になってしまいました。
拡大してみると、場所によって木々の葉一枚一枚の描写が違ってきています。ズームで撮った方は若干つぶれてしまっているような気がします。
こう、植物を撮った時に葉っぱ一枚一枚が分解できているかそうでないかは、結構印象が違うものですね。

レタッチした画像はこれ。

Autumn morning

特に編集中に差を感じました。

コスプレなんかを撮っているときは、F値によるボケくらいしか差しか思っていませんでしたが(いつも明瞭度とかコントラストとか下げてしまうので)、こうやって風景を撮ってコントラストとかを上げてしまうと如実に表れてしまいますね。

単焦点レンズはボケるだけではありません。解像度も全然違うということを体感した日でした。

単焦点のススメ

色々な写真を撮っているとズームできるということはとても良いことで、撮れる写真の幅が広がります。

これからレンズ交換式カメラを買ってレンズを揃えるという方は、サードパーティーのでも安くていい標準ズームを買って良い単焦点レンズを買うことを薦めます。

こうやって揃えれば、基本カメラには標準ズームをつけてスナップ写真を中心に。良い風景やポートレート、綺麗な花などがあって美しく写真に収めたいという場面では単焦点レンズに切り替えるといった使い方をしていけば楽しいのかなと思います。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

このレンズ、オススメです。

kakaku.com

大体7万円強で手に入る(最安だと6万円弱)でニコン純正のナノクリスタルコートF2.8

マクロレンズですが、マクロ以外にも十分使えます。私のようなAPS-Cのカメラを使っている方は、換算90mmポートレートに丁度いい焦点距離です。
絞りは開放F2.8で通常の単焦点レンズのF1.4に比べれば少し暗めですが、60mmなので結構ボケます。撮り方によっては、少し絞った方が良いくらいです。

価格.comのレビューなどを見ればポートレートに使用するには、少し描写が硬いという意見もありますが、私はそれほど気にならず、綺麗にボケてくれると思っています。

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コスプレ写真ですが、こんな写真も。ボケもまん丸。

なんてまたレンズ所有欲がかき立てられてしまいました。