フォトビューア
PCで写真を見るときは何をつかっている??
一眼レフを使ってRAWで保存している人は、AdobeのLightroomやNikonのCapture NX-D、CanonのDigital Photo Professionalを使用している人が多いと思います。私は、Lightroomを使用していて表示の美しさ、レタッチなどの機能の豊富さに助けられています。
ただ、普段写真・画像の閲覧には少し重く、機能が多すぎるのも悩み。気軽にエクスプローラを開いて写真を見るという点については、使いやすいとは言えません。今日は私が普段使っているソフトを紹介したいと思います。
フォトビューアに求めること
私が、フォトビューアに求めることは以下の5点。
1. 軽いこと
写真をエクスプローラから開くのに、いちいち待たせられるのはストレスです。サクッと気軽に開きたい。
2. EXIFに簡単にアクセスできること
見ている写真はどんな設定で撮ったのか気になったときにパッと見ることが出来る事は大切。
3. iccプロファイルに対応していること
Lightroomで編集した画像が違う色合いで表示されるのは非常に気になります。
4. 等倍で簡単に表示することができること
写真を見ていて細部が気になる事はしばしばあります。
5. 見た目がヒドくないこと
やっぱり、ソフトも見た目は大事!
候補
欲しい機能を満たすフォトビューアを探して、今までいくつかのソフトを使い比べてみました。
IrfanView
多分結構昔からあるソフト。動作が軽快でサクサク閲覧出来るところが嬉しい。iccにも対応しているところが高配点。
ただ、古いせいか操作性がイマイチなのが残念。慣れてしまえば良いのだが左クリックで範囲選択になるのは余計。ちょっとExifも見づらいかな。
総合的にはとても良いソフト。つい最近まで使っていました。
XnView
IrfanViewと同じく、軽量なソフト。こっちもicc対応。エクスプローラ表示もあって、使い方の選択肢がある。
ただ、これについてもExif表示は微妙
項目が日本語化されていて見やすい。ただこのExif情報にアクセスするには、ファイルのプロパティデフォルトで画像情報タブが選択されているが、その後でExifタブを選択して情報の一覧っていうのが流れ。 ワンステップ多いように感じます。
nomacs
これはすごく良い。慣れた操作で使えるし、何よりも良いのは、詳細なExif情報を画像と一緒に見れること。 写真を見るときはExifも共に見たいので重宝する。 ただ、iccに対応していないところが残念なところ。あと、不安定なこともしばしば。
後に紹介するFastPicutreViewerと一緒に使っています。
FastPictureViewer
今、メインに使っているソフト。日本語化されていなくわかりづらいけど、使いやすい。
iccにも対応していて、写真も綺麗に表示出来る。また、Exifも情報量は少ないが基本的な項目は見ることが出来ます。操作感は至ってシンプル。右クリックしたときに、等倍表示できるのが地味に気に入ってたりして。
ただ、Exif情報を細かく見れないので、nomacsとの併用になっています。
使いやすいソフトは『FastPictureViewer』
今あげた中で一番使いやすくて、オススメしたいのは、FastPictureViewです。
ただ、画像をみるだけならWindows10標準のフォトとかでも十分ですが、写真となるとあと少し機能が欲しいですね。編集機能とかは、LightroomやPhotoshopでやってしまうので、必要ないですがExifくらいは見たいです。 iccに対応していればnomacsなんですけどね…… やっぱり、Lightroomで見たときと色味が違うのは大分気になります。操作感と情報へのアクセスのしやすさは他のビューアよりも勝っているのでとても残念。iccに対応したら教えて欲しいです。
以上、フォトビューアについての何となくなお話でした。
日光行ってきましたよ
紅葉!
しばらく前から紅葉が気になって気になって仕方が無かった私。
ついに日曜日、日光へ行ってきました。日光へ行くのを決定したのは前日土曜日の夜。突然の決行でした。
土曜日の夜までは、池袋のコスプレイベント池ハロへ行く予定でしたが、予定変更!友人も道連れにしてのちょっとした遠出です。決定してすぐにレンタカーも予約して準備完了!三脚、レンズ全てを鞄に詰め久しぶりの風景撮りにちょっと気分は高揚気味。
渋滞……
紅葉シーズンのいろは坂の渋滞は噂には聞いていましたが、実際行って見ると大変でした。
レンタカーを借り、待ち合わせなどをしながら東京を9時に出発し、日光入りしたのは11時頃。高速道路の渋滞も心配していましたが、高速はいたって順調。スイスイ綺麗な車の流れに乗って日光へ入ることができました。
しかし、問題はそこから…… いろは坂の渋滞。結局いろは坂を抜けたのは、14時でした(笑)
いろは坂、なぜそんなに渋滞するのかというと、どうやら明智平の入り口と中禅寺湖方面の分岐のところで2車線から1車線1車線になるために車線変更などによって渋滞が発生しているんですね。私たちはいろは坂の中盤あたりから渋滞に捕まったので、もう少し早く行けばそこまでヒドい渋滞に巻き込まれることはなかったのかもしれません。やはり、紅葉シーズンは早めに行動を始めて午前のうちからまわる必要がありますね。
時間も無く、今回は華厳ノ滝はお預け食らってしまいました……
最高のロケーション
渋滞はともかく、いろは坂を抜ければ道はスイスイ。いろは坂を運転している間から美しい紅葉が見ることができて、これからの景色が楽しみでたまらない。
もう、日光へ行くと決めた時から行く場所は決まっていました。
半月山展望台
私が日光の景色で一番好きなのは、中禅寺湖。 水も綺麗で美しい山々に囲まれた姿が最高です。男体山の形も美しい。
以前も書きましたが、中禅寺湖を見るには半月山展望台 がオススメです!
男体山をバックにした中禅寺湖という非常に美しい景色を展望することが出来ます。風もなく天気が良く太陽の場所も良ければ、湖面に男体山が映るかも。男体山の横には戦場ヶ原も望むことが出来ます。
ただ、道のりはすこし厳しいですが……
女性の方は、ヒールなどを履いているとまず無理でしょう。紅葉を見に行くのですから、是非動きやすい服装で来て欲しいです。
展望台だけではなく、そこまでの道中もとても美しいものが見れますよ。
戦場ヶ原
私が日光へ行ったら是非行きたい思っている場所の一つが戦場ヶ原。
半月山を出て、戦場ヶ原に着いたのは16時過ぎ、ちょうど空が朱くなるかなぁと思って近くのレストハウス郭公で軽く腹ごしらえをして待っていましたが、そんなに朱くならなくて残念。
待っているうちに星が出てきてしまいましたww
ただ、そのままでは帰れないと星空が広がるまで待って、撮れた写真がこれ。
自分の技では、結構上手に撮れた気がします。ちょっと星の数は少ないですが、山のシルエットが浮き出ていてなんだか良い雰囲気。
撮ったのは18時頃だったと思いますが、この頃になると観光の人もほとんど居なくなり静かな戦場ヶ原でした。
頭上と、男体山側は満点の星空でした。カメラを構えていたのが戦場ヶ原展望台でそっちの写真は撮るのを断念。ってのもありますが、寒すぎて正直限界でした…(4度なんて都心だと冬ですよね?) 今回活躍してくれた広角レンズを付けたα6000も電池切れでしたし……
やっぱりミラーレスは、電池消費が激しいですね。交換用バッテリーが必須の気がします。(今度買おう……)
四季
前回日光へ行ったのは、春。今回は秋。全然違う景色を見ることができました。こう、四季があるってのはとても面白い。自然の表情がそれぞれ全く違う。 普段は、東京、横浜とにいますが、壮大な自然を見ると自然の偉大さというか美しさというか何か感じる物があります。それを写真に収める面白さを今日は感じました。
日光が紅葉したら、少しずつ東京の方にも下りてくると思うので、なにか良い景色をまたみつけたいですね。
α6000でもう一度綺麗な写真を撮れるようにする!
カメラのイメージセンサーを掃除する
昨日に引き続き、カメラの掃除の話です。
カメラは、レンズから光を取り込みイメージセンサーに写し電子信号に変えています。光の通り道が汚れていると当然綺麗な写真を撮ることが出来ません。綺麗な写真を撮るには、レンズはもちろんイメージセンサーも綺麗な状態に保つ事が大切です。 特にα6000のようなミラーレスカメラは、イメージセンサーが剥き出し状態のため、汚れやすいようになっています。
汚れたイメージセンサーで撮った写真がこちら。
縮小しているので、少し見づらいですがざっと見ただけでも赤枠で囲った部分にゴミが映り込んでいます。こんな写真はあり得ないですよね。
今日は、必要な道具を揃えてお掃除をしてみたのでやったことをまとめてみようと思います。
必要な道具
まずは、清掃のための道具がないことには始まらないので、道具を揃えなくてはいけません。
必要な道具といっても特別高価なものが必要なわけではなく、私は4,000円弱で揃えることができました。
シルボン紙
ダスパーと言う名前で売られています。どうやらレーヨンで出来ているようです。
日本製レンズクリーニングペーパー 小津産業(株) Dusper(ダスパー)K-3 標準サイズ
- 出版社/メーカー: 小津産業
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
見た目はティッシュみたいだけど、繊維の屑が出にくく拭いたそばから汚れていくなんてことが無いようになっています。また、ティッシュよりも繊維が柔らかく傷も付きにくくなっているんだと思います。
これを使ってセンサーを掃除していきます。
無水エタノール
当然センサーを水で拭くなんて事をしたら水垢なんて付いてしまって大変な事になってしまいますから、何か別な物を使います。それが無水エタノール。揮発性が高くそういったことが発生しにくいです。(付けすぎるとだめですが…)
薬局なんかでも売っているとおもいますが、私はAmazonで購入しました。薬剤!って感じの容器に入ってきます。
- 出版社/メーカー: 健栄製薬
- 発売日: 2007/03/29
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- 購入: 40人 クリック: 515回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
ハンドラップ
アルコールを少量シルボン紙に含ませるためにハンドラップというものを使用します。私は、掃除をしようとおもって調べていて始めて知りました。これもAmazonで購入。
- 出版社/メーカー: アズワン
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
箱を開けてアルコールを入れるとこんな感じ。
上の白いキャップを外すと先っちょがこのような造りになっています。
この金属の部分を押すと中の液体が少量出てきます。物によって出る量がそれぞれ違うので、本番センサー清掃をする前にどのくらい出てきて、それをシルボン紙に含ませて拭いたときに染みにならず綺麗に拭き取れるか試す必要があります。私は、センサーの清掃前にレンズフィルターで試しました。
アズワンのもハンドラップだと、軽く一押しが適量か。少なすぎてもセンサーに傷つける可能性があるので注意する必要が有ります。
割り箸
後に紹介しますが、シルボン紙はそのまま使うわけではなく割り箸に巻き付けて使います。そのための割り箸です。
割り箸は、木製の物ではなく竹で出来た少し高級な割り箸の方が良さそうです。木製のものだと木くずが出たりしてそれでセンサーに傷を付ける可能性があるので。竹製の割り箸でも割った部分はケバケバしているので、事前にカッターなどで美しくしておく必要があります。
また、シルボン紙を巻き付けやすいようにカッターで割り箸の先を加工します。
下手くそですが、私はこのように加工しました。
清掃作業
道具はこれだけで出来ます。出来ました。
いよいよ清掃作業。いくつかポイントがあるようなのでまとめていきます。
クリーニングミラーアップ
まずは、ミラーアップから。一眼レフは普段ミラーが下りているので、ミラーをあげなければセンサーにアクセス出来ませんので……
でも方法はしっかり簡単にできるよう用意されています。
例はNikonですが、
この時、電池が残っていないと、ちょっと困ったことになるようなのでバッテリー切れには注意。
アルコールでの清掃前にブロワーで埃を吹き飛ばす。
アルコールで清掃する前に、大きなゴミはブロワーで吹き飛ばしましょう。
大きなゴミが残っていると拭き取っているときにセンサーに傷を付ける可能性がありますし、ブロワーで落ちるゴミは先に落としておくにこしたことはありません。
この時、カメラの向きを下向きにしておかないと、せっかく吹き飛ばした埃がただいま~してしまうので、しっかりと下を向けた状態でやって欲しいです。
仕上げはフキフキ
しっかり埃も吹き飛ばしたので、後はフキフキしましょう。
準備しておいた、割り箸にシルボン紙を巻き付け、ハンドラップを使って無水エタノールを染みこませて拭くだけです。
シルボン紙の巻き方は簡単でした。
1.三角にシルボン紙を折る。
この時、折った辺が少し長くなるように折ると巻き付けやすいです。
2. 折ったシルボン紙の間に割り箸を滑り込ませてクルクル巻き付ける
折ったり、巻き付けるときに割り箸の先にあたる場所はあまり触らないようにしてください。手の脂がシルボン紙に付着して、センサーを拭いたときに綺麗に拭き取れなくなります。
3. 完成ー
センサーを拭くときに割り箸が当たって傷をつけないよう、シルボン紙と割り箸に遊びを作っておいた方が良いです。
仕上げ結果
α6000
α6000は元々とーっても汚かったので、見違えるようになりました。
清掃前
これはこれは、汚いってもんじゃありませんね。至る所に黒点が…… 埃です。こんな汚いセンサーで写真を撮っていたと思うと、なんだかゾッとします。 撮った写真にも当然映り込んでいました。むしろ、センサーを目視したときに認識出来るほどでしたし。
清掃後
ほとんど無くなりました。よく食器用洗剤のCMである99%ってヤツですね。少し残っていますが、3回ほど拭き取った結果です。1回の拭き取りで汚れが取りきれなかった場合は、複数回清掃すると思いますが、この時にシルボン紙はケチケチせずに1回ずつ取り替えましょう。
すごく綺麗になったのをみて、写真を撮るのが楽しみになってきました。
D7200
D7200は使用期間も短いこともあり、汚れはα6000程ではありませんが綺麗になりました。
清掃前
わずかに汚れを見て取ることが出来ます。
清掃後
こっちは100%取り除くことが出来た??ぱっと汚れは確認することが出来ません。成果。
やっぱり付着して時間の経った汚れよりもずいぶん撮りやすいです。普段から定期的に清掃した方がやはり良いようです。
清掃してみて
バババーっと書いたので、後で加筆訂正するかもしれません。
カメラのセンサー清掃はメーカーにお願いしたり、ヨドバシカメラにお願いしたりでそんなにお金を掛けることなくして貰うことができますが、写真を撮って自宅に帰宅した後に自分で清掃することはメリットが大きいと思います。
メーカーやカメラ店にお願いすると、どうしてもそのために足を伸ばす必要があったり、待ち時間があったりとで時間的な制約が大きい。また、地方に住んでいる方では近くに店舗がないということも多くあります。自分で出来るとそういった制約もなく清掃することができるのでカメラを常に美しく保つことが出来るのではないでしょうか。
今回私がやった方法にも、ペンタ棒を使った方法もあるようですが必要以上のものが取れるなんて事故もあるようなので注意してください。
今回の清掃でセンサーの汚れに驚き、清掃の効果に感動したのでこれからも定期的に清掃してきたいと思います。
(定期的にって具体的にどのくらいの時間で清掃した方が良いのでしょう…… そういった基準も自分のレンズを変える頻度も見ながら目安を作っていきたいです)